黒豆納豆を手作りする方法。炊飯器で簡単に作るレシピをご紹介。

手作り納豆を食べるとその美味しさに感激し、市販の納豆には戻れなくなります。炊飯器で簡単に作る黒豆納豆のレシピをご紹介いたします。

もくじ

納豆を手作りしようとはなかなか思わないかもしれませんが、一度手作り納豆を食べると美味しさにビックリすると思います。

この記事は長年納豆を手作りしている者が書きました。レシピだけではなく失敗しないポイントもご紹介させていただいております。

一度、自分で作ってみたい…と思っている方に向けてこの記事を書かせて頂きました。

手作りをおすすめする理由

そもそもスーパーで3パック100円ぐらいで買えるのに何でわざわざ手作りするの?と思うかもしれません。

一度納豆を手作りしてみたら市販の納豆とは全然違い、手作りした方が断然おいしくてもう市販品には戻れなくなってしまいました。

何がどう美味しいのか?

ここでご紹介する手作り納豆は、北海道産の光黒豆という大豆を使っています。豆が大きくてふっくらしています。そして、歯ごたえがしっかりとあり豆本来の味を楽しむことが出来ます。

スーパーにも黒豆納豆や大粒の納豆は売っていますが、やはり市販品と比べても手作りの方が断然おいしいです!

北海道産黒豆は「食べもんぢから」さんで購入しています^^

リンク貼っておきますね。


炊飯器で手作り納豆のレシピ

このレシピは、納豆菌を育てるのに「市販の納豆」を使います。鍋は圧力鍋、保温方法は炊飯器を使います。

<材料>

①市販の納豆3パック入りx1個

こだわりがなければ何でもOKです。黒豆納豆を作りますので、見た目にこだわるようでしたら市販品も黒豆納豆にしてください。

②北海道産黒豆4.5カップ(分量はお好みで調整してください。慣れるまでは半分の量にするなどしてください。)*もちろん、黄色い大豆でも作れます。お好みでどうぞ♪

<作り方>

1、豆を軽く洗い圧力鍋に入れて水を入れる。水は豆の分量から2㎝上ほどの水かさで。圧力鍋でゆでるので浸水時間は3-4時間でOKです。

2、1の圧力鍋を火にかけておもりが揺れ始めたら4分半加圧るす。

3、4分半経ったら鍋に水をかけて圧力を一気に下げる。

4、ゆであがった豆をザルに上げて水分を切る。

5、広げた新聞紙にキッチンペーパーを重ね、その上に豆を広げる。

6、キッチンペーパーを2-3枚重ねて、豆に付いた水分を取っていく。豆が崩れてしまいますので豆を押したり力を加えないように注意。イメージとしては髪の毛を洗う時の指を立てるような手つきで水分を取っていく。

        *こんな感じです

7、水分がある程度取れたら豆をボールに移す。

8、市販の納豆をまんべんなく混ぜる。

    見てください♪この豆の大きさの違いを!

9、全体的に混ざったら、あらかじめ保温にして温めておいた炊飯器の蓋を開け、お釜の上にボールを乗せる。*ボール内が熱くなりすぎないようにダンボールや新聞紙等を敷くと良い。

納豆の入ったボウルの上からキッチンペーパーをかける。水滴が付いてしまうのでラップはしないように。

10、ゴミ袋のような大きなビニール袋で炊飯器ごとすっぽり覆う。完全に密閉されてしまうとビニールの中で汗をかいてしまうので、2-3か所ほど穴を開ける。

      *炊飯器の蓋は開けたままです。

11、温度計があればビニールの中に入れて温度管理をすることをおすすめします。納豆菌が繁殖するのは40度前後と言われているようです。しかし、45度前後でも特に問題ありません。いつも45度ぐらいで保温していますが美味しく出来上がります。

12、保温したまた20時間ほど放置します。途中、2-3回、かき混ぜて様子を見ましょう。

13、20時間ほど経過して、全体的に白っぽくなっていて、かき混ぜると糸がしっかり引くようなら完成です。

14、ボールを炊飯器から取り出して、常温に置いて冷まします。冷めたら保存容器に移して、食べる分だけ冷蔵、残りは冷凍保存してください。

ご飯一膳分ぐらい入る保存容器に入れて保存しています。上の保存容器の容量は200ml~250mlです。大豆4.5カップと市販の納豆3Px1でこの分量が作れます。

15、冷凍した納豆を食べる時は冷蔵庫解凍がおすすめです。

失敗しないためのポイント

✅作り方6番の豆の水分を取る作業はなるべく豆に水分が残らないようにする。

✅真夏は温度管理が難しくなります。真夏は温度が上がりすぎてしまうようでしたら、炊飯器の保温を切って温度を少し下げ、再びスイッチを入れて保温する…を繰り返して温度が上がり過ぎないようにしてください。温度は40-45度ぐらいが適しています。

✅真冬も温度管理が難しくなります。冷え切った室内で作る時は、作り方10番ビニールで炊飯器をすっぽり覆った上から、さらにダンボールに入れて上からタオルなどかけてあげてください。私は一軒家に住んでいた時、家の中が極寒だったのでバスタオルを数枚かけてさらに「あんか」も使っていました。温度は40-45度ぐらいが適していますので、この温度が保てるようにしてください。

✅湿度が高い日はなるべく作るのをやめましょう。湿度が高い日は糸引きがあまりない納豆が出来上がります。梅雨時期に作る際は晴れている日がベストです。

✅レシピによっては2日間保温と書いてあるレシピもありますが、発酵し過ぎてピリピリしてしまうことがあります。保温は24時間までにしましょう。

✅出来上がった納豆を1日または2日寝かせると書いてあるレシピを見かけますが、私は出来上がって冷めたらすぐに容器に移して冷凍しちゃいます。寝かせてもあまり変わらないような気がしますのでこの工程は省いています。

✅保温している間は、納豆のニオイが漂います。納豆のニオイが苦手な方がご家族にいる際はご注意ください。

✅黒豆で作ると鍋やボールに色が付きやすくなります。気になる方は普通の黄色い大豆で作りましょう♪

最後に

いかがでしたか?

黒豆ではなく通常の黄色い大豆でも作れます。お好みで変更してくださいね^^

作り始めた頃は、48時間保温して発酵し過ぎてピリピリになってしまったたり、水分をしっかり取らずにイマイチ糸引きが悪かったり…失敗もありました。

しかし最初の2-3回、イマイチな出来でしたがその後は失敗もなく作れています。

長年納豆作りをしている人が書いた記事になります。

参考になれば嬉しいです。