引っ越しの時、大量に出た粗大ゴミをどうやって処分したらよいのか。横浜市に依頼する際、申し込み方法や回収までの日数、注意点などご紹介いたします。
もくじ
- 粗大ゴミの大きさ
- 引っ越しの時に出る大量のゴミ問題
- 早くから断捨離
- メルカリやジモティーをうまく利用
- 引っ越しが近くなったら
- 横浜市に粗大ゴミを申し込む
- 横浜市に粗大ゴミを頼む際の注意点
- 申し込みから回収までの日数
- 粗大ゴミの手数料
- 市では回収できない物
- どうしても市の粗大ゴミに頼めない
- 不用品回収業者に依頼
- 不用品回収日当日
- 不用品の整理で心も軽くなる
この記事は、記事を書いた本人が実際に引っ越しをし、引っ越しの時に出た大量の粗大ゴミをどのようにして処分したのかをテーマに書かせて頂きました。
粗大ごみの回収は自治体によって異なります。こちらの記事は横浜市在住の方に向けた記事になります。
粗大ゴミの大きさ
「粗大ゴミ」ってどのくらいの大きさから粗大ゴミになるのか。
横浜市の場合は
「一番長い辺が50㎝以上のもの」が粗大ゴミとして捨てる時は有料になります。
金属は30㎝以上は粗大ゴミになります。*フライパンや鍋は取っ手を含めずに30㎝未満のもの、傘は30㎝以上でも「小さな金属類」として捨てられます。
引っ越しの時に出る大量のゴミ問題
引っ越しは想像以上に大変な作業です。新生活スタートに向けてワクワク感でいっぱいの反面、不用品の処分、粗大ゴミの処分など大変なこともたくさんあります。
私自身も最近お引っ越しをして、特に「ゴミ問題」が大変でした。これから引っ越しを控えている方のためにゴミ問題について書かせていただきますね。
私は一軒家からマンションへの引っ越しでした。住んでいた一軒家と引っ越し先のマンションでは広さが全然違います。
一軒家の時は大きめの家具でもスペースを気にせずに置くことが出来て、本当に空間を贅沢に使っていました。
また、主人の「実家」ということもあり、過去にはおじいちゃん、おばあちゃんも住んでいたかなり古い一軒家です。
広い一軒家に主人と私の二人暮らしだったため、使っていない部屋もありその使っていない部屋に昔からある古い家具や不用品が置きっぱなしになっていました。
普段、目に付かない場所だと使っていない家具や不用品が置いてあっても気にならないんですよね。その「気にならない」が引っ越しの時、本当に大変なことになりました。
早くから断捨離
引っ越しの時期が具体的に決まっていない頃から、いつ引っ越しが決まっても良いように早めに断捨離をしていました。
自分自身の物はいるのかいらないのか判断して、いらない物は処分、またはメルカリで売ったりと自分の断捨離は割とスムーズに進みました。
ベッドやタンス、ダイニングテーブルなど、日常的に使っているものは、いざ引っ越し…とならないとまだ処分出来ませんよね。
ですので、出来ることからどんどんと断捨離を進めていました。
引っ越しの時期がまだ決まっていなくても、引っ越しすること自体は決まっているなら早くから断捨離をするのがおすすめです。
メルカリやジモティーをうまく利用
まだ使えるものやキレイなもの。でもいらないから処分したい…というものも当然出てきます。
捨ててしまえばゴミになりますが、誰かが使ってくれるなら、その方が良いですよね。
環境問題、支払う処分代(粗大ゴミの場合は捨てるだけでお金がかかります)、欲しい人が安く購入できる…という出品者側にも購入者側にも環境にもメリットがありますので、メルカリやジモティーをうまく利用し、不用品を減らす…と言う方法があります。
私自身、ジモティーは利用したことはないのですが、メルカリでかなりいらない物を売りました。送料とメルカリに支払う手数料を考えると、利益が出ないものももちろんありましたが、それでも捨ててしまうよりは欲しい人に譲った方が良い…という考えで出品いたしました。
発送が難しい大きな物。発送だと送料もかなり高くなってしまいますよね。大きなダンボールも準備しないとなりません。
そこで、発送が難しい大きな物はメルカリで「着払い」で出品し、自宅に取りに来てもらう…と言う方法をやりました。
やり方はこちらの記事に載せてあります。
まだコロナの影響があまり出ていない頃でしたので、出品した物は全部売れてしまいました。ありがたいですね。
捨ててしまえばただのゴミ。粗大ゴミになる大きさの物でしたらゴミにお金をかけなければなりません。
ですので、引っ越しすることが決まっていたら早めにメルカリやジモティーを利用するのもおすすめです。
引っ越しが近くなってからやると、出品作業にかかる労力やすぐに売れるとは限らないので売れるまで待たなくてはなりません。
ただでさえ、引っ越しの準備で忙しいのに、なかなかそちらまで手が回らなくなってしまうと思います。ですので、早め早めの準備がおすすめです。
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引っ越しが近くなったら
引っ越しが近くなってくると、家具や家電など、大きな物も何を持っていって何を処分するのか…がだいたい見えてきます。
私の場合は、家具をかなり処分することになりました。
引っ越し先のインテリアに合わない、マンションには大きすぎる、古い…等の理由です。
横浜市に粗大ゴミを申し込む
引っ越し日が決まって、引っ越しの準備を始めました。引っ越し日まで約3週間ありました。
引っ越し日の2日前と引っ越し日の翌日にちょうど、粗大ゴミの回収日があり、その2日間、申し込みをしました。(*しかし、引っ越し日が急遽早まったため引っ越し後、回収日の朝に粗大ごみを出しに前の家に行きました…)
横浜市の粗大ゴミの回収は、出せる点数が1回につき9点までです。(2020年7月現在)
品目は後からでも変更が出来るので、とりあえず思いついた18点を適当に申込みました。
しかし、2日では捨てきれません。
もとの家から引っ越し先まで歩いても30分ぐらいの近距離でしたので、「捨てきれない粗大ゴミは捨てにまた戻ってくればいい」という考えでした。
ゴミ問題を考えると近くて良かった…と思いました^^
近距離の引っ越しでしたら、捨てきれないゴミは処分しにまた戻ってくる…というのも一つの方法です。
横浜市に粗大ゴミを頼む際の注意点
横浜市に粗大ゴミを申し込み方法はインターネットからがおすすめです。電話でも申し込み出来ますが電話が繋がりにくいのと、大きさや材質等、「かなり」細かく聞かれます。電話で申し込む際は、粗大ゴミに出す品目のサイズをしっかりと測ってから電話しましょう。
横浜市粗大ゴミ申し込みはこちら
自己搬入についてはこちらをご覧ください。
横浜市の粗大ゴミの回収は、出せる点数が1回につき9点までです。(2020年7月現在 *自宅に回収に来てもらう場合)
申し込みから回収日まで2週間~3週間かかります。粗大ゴミの点数がかなりある場合、まずは9点マックスで申し込んでしまいましょう。品目は後からでも変更可能ですので、とりあえず思いついた物を適当でも大丈夫です。
*インターネットからの変更は回収日の1週間前までです。
点数の変更ですが、減らすことは出来ても増やすことは出来ません。1点で申し込みをして、やっぱり9点に変更したい…と思っても増やすことは出来ません。
私自身がやってしまいました…。
「後で変更できる」と思って思いついた3点を申し込みしました。その後、あれも捨てなきゃこれも捨てなきゃ…と何点か捨てたい物が出てきましたが点数を増やすことは出来ませんでした。
電話して頼んでみましたが、現在はコロナの影響もありかなり厳しくなっています。「引っ越しで…」と説明しても通用しませんでした。
点数を増やしたい場合は、別の日に申し込みをし直すしかないようです。
申し込みから回収までの日数
例えば、3/1に申し込みをして、最短で予約が取れるのが3/15以降…と言う感じです。回収する曜日も決まっていますので、自分のスケジュールと合わない場合もありますよね。
それと、回収日当日の朝8時までに出さないといけません。
どうしても都合が合わない場合は、前日や前々日から家の前に(または決まった集積場所)出しておく。こうするしか方法がないように思います。詳しくは粗大ゴミ受付センターにお問い合わせください。
粗大ゴミの手数料
粗大ゴミの手数料はこちら(50音順)をご覧ください。品目別はこちら
自分が出してみて高いなと感じたものがベッド、タンスなどです。
ベッドは枠とマットレス、それぞれに料金がかかります。タンスも1個1500円。しかし、いろいろ調べてみましたが、不用品回収業者に頼むよりはずっとお安いです。
いろいろと制限もありますが、安く済ませたいなら市に頼むのが一番良い方法だと思います。
市では回収できない物
家電リサイクル法に基づきテレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、パソコンは市では回収できません。
私はエアコン4台を電気屋さんに頼んで、取り外しと処分をお願いしました。詳細はこちらの記事をご覧ください。
横浜市では収集しない『家電製品』の出し方(横浜家電リサイクル推進協議会)はこちらをご覧ください。
どうしても市の粗大ゴミに頼めない
✅引っ越し日が迫っている
✅大きな家具を自分で運ぶことが不可能 *特例ではない限り自分で運ばなければなりません。
✅お金がかかってもいいので一気に片付けたい
など、様々な理由で横浜市の回収ではなく不用品回収業者に依頼するケースも出てくるかと思います。
実は私も、自分では捨てられない物があり、不用品回収業者に依頼しました。
不用品回収業者さんは、タンスとかベッドとか1点1点のお値段を見るとやはり横浜市の回収の方が料金が安いので、捨てられる物は横浜市の粗大ゴミを申し込んで、どうしても捨てられない物だけ不用品回収業者さんに頼みました。
どうしても捨てられない物とは?
最初にも書きましたが、主人の実家で、昔はおじいちゃん、おばあちゃんも暮らしていた古い一軒家です。
家の外に物置があり、その物置は何年もずっと中に物が入ったまま放置されていました。私も怖くて入れない場所でした。中に何が入っているかも分かりません。
家の裏側だったため普段は全く目に入らない場所です。見えないから気にならない。それと、怖くて手が付けられない。これが放置した理由です。
その物置の中に入って、中の物を出して1点1点、粗大ゴミを申し込むという作業がとても恐ろしくて出来ませんでした。
不用品回収業者に依頼
そこで、不用品を回収してくれる業者さんをネットで探しました。何件か見たり問い合わせをして、パワーセラーさんが良いと思い利用させていただくことになりました。メールや電話での対応もとても良く、最初から好印象でした。
たくさん業者がある中、いろいろ値段を比較したり細かく分析をしてから決めるのが苦手なので、第一印象や何となくのひらめきが自分にとっては重要で、とにかく「対応が良かった」ことが決め手となりました。
見積もりに来てくださるとのことでしたので、日時を決めて引っ越し前の一軒家に来てもらいました。
物置は恐らく畳2-3畳分ぐらいの大きさだと思います。業者さんはさすがプロです。何の躊躇もなく中に入ってくださって見積もりを出してくださいました。
耐燃性の金庫があり、これは私自身もあることは把握してて粗大ゴミで出せるか横浜市にも問い合わせましたが、耐燃性の物は回収していないとのことで、金庫もパワーセラーさんにお願いしました。
見積もり金額は「45,000円」でした。
市の回収でも1,000円の物を9個出したら9,000円、それを2回出したら18,000円です。
物置から全部自分達で運び出して、サイズを測って、粗大ゴミを申し込んで、手数料のシールを購入して、回収日に家の前に運ぶ。という一連の作業を考えたら高くないのでは?と思いました。
不用品回収日当日
見積もりに来ていただいた時に回収日の日時を約束して、回収日当日、約束の時間通りに来てくださいました。
2トントラックで作業員は一人。(見積もりに来てくださった方)
一人で黙々と作業をしてくださって、1時間半位で作業は終わりました。
作業が終わり、お支払いをしてすべて完了です。
パワーセラーさんは、一番最初のメールでの対応からとても感じが良かったのですが、作業に来てくださった方も本当に感じの良い方で最初から最後まで、何の不安もなく、すべてお任せすることが出来ました。
業者さんって初めてお願いするところだと不安もありますよね。
ですが、パワーセラーさんは選んで大正解でした。
不用品の整理で心も軽くなる
横浜市の粗大ゴミの回収、エアコンの取り外し処分(詳細はこちら)、物置の不用品回収…。これらで、引っ越しに関わった不用品の処分がすべて終わりました。
物置の不用品がかなりネックで考えるたび、心がどんよりしていました。どうやって片付けたらいいのか….。
しかし、出来ないことを無理してやる必要はなく、そこは専門の業者さんにお願いすれば良いと思います。そのための業者さんですからね^^
「ゴミ問題」が解決し、肩の荷が下りて心も軽くなりました。
信頼できる業者さんを探すのも大変ですよね。この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。