ダンボールからダニやゴキブリが出たりチャタテムシがわくことも。駆除方法は通販で届いたダンボールは早めの処分がおすすめです。
もくじ
ダンボール保管のリスクを知る
「ダンボールから虫がわく」「ダンボールに虫が付く」
ということを聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
または実際にダンボールに付いた虫を見たことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。
この記事は「ダンボールの虫対策はどうしたらよいのか。」「本当に虫がわくのか?」と思っている方のために書かせて頂きました。
また、現在、個人の方でもメルカリなどをやられている方も多いと思うので、発送用にダンボールを取ってある…。という方もたくさんいらっしゃると思います。
おどかす訳ではなく、ダンボールを保管するにはリスクもある….という情報です。
この記事は
ネットショップ運営歴20年以上の人が書いた記事になります。
結論から申し上げると
ダンボールから虫は出ます。ダンボールを触るとかゆくなることもあります。
なので、通販で届いたダンボールは出来るだけ早めに処分。
メルカリ等での発送は出来ればダンボール屋さんで購入した新しいダンボールを使うことをおすすめいたします。
巣ごもり消費でダンボールが増える
コロナ禍で通販で商品を購入する「巣ごもり消費」が増えていると言われています。
届けてもらったダンボールはみなさん、どのように処分していますか?
ダンボールは資源ごみとして出しますが自治体によって回収の頻度が異なりますよね。
私の住んでいる地域は週に1度回収に来てくれますので、それ程ため込まずに済んでいますが月に1-2回のところもあるようです。
回収の頻度が少なければ、その分長く保管するようになります。
ダンボールに虫がつく?
現在台風シーズンのため、大きなダンボールを念のためとっておこうと思いました。うちには雨戸がないので窓ガラス対策のためです。
しかし、ダンボールには虫が付きやすいことをご存知でしょうか。
私は20年以上、ネット通販の仕事をしていました。
業者からの納品のダンボール。
それと、お客様へ発送する時のダンボール。
発送用のダンボールはダンボール屋さんから購入していました。
しかし、業者から納品のダンボールは海外から届くものもあったため、かなり汚いダンボール、ボロボロになったダンボール、異臭がするダンボールもありました。
納品されたダンボールは出来るだけ早く捨てるようにしました。
ダンボールに入れたまま商品を保管するのがイヤで、すぐに保管用の収納ケースに入れ替えていました。
自宅の一角で仕事をしていたため、汚いダンボールを置いておくのがイヤでした。
ですが、ダンボールの回収日までは家の中に置いておくしかありません。
20年以上の経験の中では、
梅雨時期など湿度の高い時にダンボールを触るとかゆくなる…ということが度々ありました。
また、小さな虫がダンボールの上を歩いているのを見たこともあります。
調べてみたところ。この肉眼でも確認できる小さな虫は
チャタテムシ
というそうです。
チャタテムシとは
チャタテムシについては害虫なるほど知恵袋さんを参考にさせていただきました。
チャタテムシはダニと誤認されることが多いですが、ダニは肉眼で確認できません。そのため「ダニが大量に発生してしまった」という場合、ルーペや顕微鏡を使っていない限り、チャタテムシである可能性のほうが高いでしょう。
カビやホコリを好むため古本によく発生し、別名“本シラミ(Booklouse)”とも呼ばれるチャタテムシは、祖先を辿るとシラミの仲間です。ときには、シラミと間違われることも…。
引用元:害虫なるほど知恵袋
子供の頃は「本に虫がつく」…と思っていましたが、本当に虫(本シラミ(Booklouse))が発生していたということですね。
皮膚がかゆくなる
「梅雨時期はダンボールを触るとかゆくなる」と先程、書きました。私自身が実際に経験しましたが、これについても真相が明らかになりました。
夏~初秋にかけてチャタテムシはよく発生しますが、涼しい環境が苦手。逆に、蒸し暑く湿度の高い環境は大好き。多くの人間にとっては過ごしにくいジメジメした場所も、チャタテムシにとってはパラダイスです。残念ながら、世界各国と比べて湿度の高い日本は、彼らにとって住み心地がいいのでしょう。特に雨が多い梅雨時期は活発に動き回るため、発見例も増えてきます。
チャタテムシなどが大量発生した場合、それらを捕食するツメダニが二次的に発生してしまうことがあるので注意が必要です。ツメダニは稀に間違えて人を刺し、肌にかゆみが生じたり、皮膚炎を起こしたりすることもあります。二次被害のリスクを軽減するためにも、チャタテムシが発生しにくい環境づくりや予防が大切です。
引用元:害虫なるほど知恵袋
「ツメダニ」というのもいた可能性が高いと言うことですね。私はちょっとかゆい…ぐらいでしたので、たいした被害はなかったのが不幸中の幸いです。
ダニアレルギーにもなりかねません。
ダニでお困りの方はこちらがおすすめです!!
【さよならダニー】<楽天でも購入可能です>
レビュー件数がスゴイです!
【さよならダニー】置いて、集めて、捨てるだけ!ダニやゴキブリも
チャタテムシ以外にもダニやゴキブリが発生するという情報もあります。
実はダンボールは荷物を運んでいる過程で、ダニやゴキブリなどの害虫が接触し卵を産み付けている可能性があるからです。
引用元:中村屋
つまり、害虫の卵が付着していると気付かずそのまま保管した場合、家の中で害虫が繁殖してしまう恐れがあるのです。
これは実際には自分自身は経験はありませんが、書いてあることは本当に理解できます。
通販で購入する物は、海外から輸入された商品もたくさんあります。
以前、輸入雑貨や輸入食品を扱う店で働いていたことがありますが、輸入の雑貨や食品の入っているダンボールが恐ろしく汚いのです。
通販だとお店のロゴがプリントされた綺麗なダンボールで届くことも多いですよね。Amazonなどがそうです。
それなら比較的安全かもしれませんが、輸入されたダンボール、もしくは倉庫で保管されたダンボールは何が付いているか分かりません。
仮にお店のロゴがプリントされた綺麗なダンボールで届いたとしても、宅配業者さんの営業所での保管や輸送中など、ありとあらゆるダンボールと一緒になるわけですから、どこでどんな害虫が付くか分かりません。
ダニやゴキブリなどの害虫は、なぜダンボールで繁殖するのでしょうか。
ダニの場合は、ダンボールが持つ「保温性」と「保湿性」が大きく関係しています。
湿気を吸いやすい性質を持つダンボールの中は温かく、実はダニにとって住みやすい環境でなおかつ繁殖力を高める原因となります。
また、ダンボールを濡れたまま放置したり、長いあいだ放っておいたりするとダニのエサとなるカビやホコリが発生し、ダニにとって天国のような環境になってしまいます。
そしてダニは、一度の産卵で2000〜3000個もの卵を産むといわれています。
引用元:中村屋
特にジメジメした梅雨の時期はダニが発生しやすいため、使用済みダンボールは不要になったらすぐに捨てることが大切です。
こわいですね。さらにダニがゴキブリを呼び寄せてしまうそうです。詳しくは中村屋さんをご覧ください。
まずはダニを退治しないといけませんね。
ダニ退治はさよならダニーがオススメです!
ゴキのお薬はこちらの記事でご紹介しています。あわせてご覧ください。
いろんなご意見
リンクを貼らせていただいた記事は専門的なものになります。
もとネット通販をやっていた業者の私の意見も一般人の意見ではないので、「本当にそんなことある?」と疑問に思う方に、こんな記事を見つけました。
Yahoo!ニュースのコメント欄に一般の方の様々なご意見を見ることが出来ました。実際にダンボールでかゆくなるというご意見がたくさんあったのですが、下記の記事は既に削除されたようでなくなってしまいました。残念。リンクに飛んでも記事は読めません。ご了承ください。
ダンボールの虫対策として
ダンボールの害虫対策は?
✅出来る限り早く処分する。
✅天日干しにするというご意見もあります。外に置くのは風や雨などのリスクもありますので出来る範囲で良いと思います。
✅それと、先程も書きましたがメルカリなどでの発送用ダンボールは新品がおすすめです。Amazonや楽天で少量でも購入できます。
✅ただし、新品のダンボールでもストックは最小限にしましょう。なぜなら、もともと家にいた害虫がダンボールについてさらに繁殖….なんてこともあるかもしれません。
先程、中村屋さんから引用させて頂きましたがダンボールはダニにとって住みやすい環境ですから…。
いかがでしたか?
自分の経験とともに専門的なご意見をまとめて記事にさせていただきました。
参考になれば嬉しいです。