ムクドリの巣があることで恐ろしいことが起こりました!その内容と駆除にはいくらかかったのか?実体験をブログでご紹介いたします!
この記事は「ムクドリが天井裏や雨戸の戸袋に巣を作ってしまった。」「巣はどうしたらいいの?」「鳴き声がうるさくて困っている。」「糞がいっぱい落ちてて不快。」など、ムクドリの被害にお困りの方に向けて書かせて頂きました。
私は以前、天井裏にムクドリの巣を作られてしまい「ウジ虫が壁から出てくる」と言う恐怖体験をしました。一刻も早くどうにかしたい!と言う方は駆除を業者にお願いしましょう。「業者に依頼する」をご覧ください。
もくじ
ムクドリってどんな鳥?
ムクドリはスズメ目ムクドリ科の鳥類になります。全長は24cmほどあり、スズメとハトの中間くらいのサイズになります。全体的に茶褐色で、首から頭部とお腹周りに白色が混じっているほか、足と口ばしは橙色です。また、「椋(むく)」という木の実を好むため、ムクドリという名前がついたそうです。
引用元:生活110番
姿と鳴き声はこちら
ムクドリについてお分かりいただいた所で、ここから私自身が体験したお話をしますね。
天井からトコトコと足音
ある年のゴールデンウィーク頃、天井からトコトコトコ…とかわいらしい足音が聞えるようになりました。
足音ですぐに「鳥だ!」と分かりましたが、「足音かわいいな~」…ぐらいにしか思っていませんでした。
ゴールデンウィーク明けから私は海外へ行く予定があり、10日程家を留守にしました。その間、主人はお留守番でしたが朝仕事に出かけて、夜だけしか家にいない毎日。
私が海外に出発する前、天井は
「シーン….」と静まり返り
たまに
「ゴト…」 「ゴト…」
と音がする位であまりトコトコ歩く足音は聞こえませんでした。
抱卵期だったのだと思います。
そして海外から戻ると!
「チーチーチーチー」と、かわいらしい鳥の赤ちゃんの鳴き声が聞こえるではありませんか!
ムクドリの抱卵日数は平均13.6 日
…だそうです。
まさに私が海外に行っている間に卵が孵化したようです。
ヒナが孵った
「ヒナが孵った~」
そしてそこから、鳥のヒナの声に癒される毎日。
屋根の通気口の金網が壊れて穴が開いていて、そこからムクドリが出入りしていました。ヒナが巣立ったらあの穴ふさがなきゃね…なんて主人と話していました。
そして、数日後のある朝。
階段の一か所になにやら白い小さな物がポロポロと何個も散らばっていました。
小さな白い物は一体??
「なんだこれは?」と思ってよく見ると小さい物はウヨウヨと動いています!
さらによーく見てみると。
2㎜位の小さなウジ虫がいっぱいいるではありませんか!
あまりにもビックリして、すぐに殺虫剤を撒いて掃除をしました。
え?なに?今の…なに?
そして少ししてから、またそこを見てみると、またもや小さな白い物が ポロポロしていて、ウヨウヨ動めいていました。
一体どこからこれが??と思い、よく壁を見てみると壁の隙間から出てきてるではありませんか!
害鳥駆除業者さんに依頼
すぐに「鳥の影響?」と思い、慌てて害鳥駆除会社をネットで探してすぐに来てくれる業者さんを探しました。
駆除会社の方は恐らく鳥が関係してるのではないか?と。巣の撤去をした方が良いと言われました。
とにかくすぐに来てもらいたくて何軒か電話して、「今日行ける」と言ってくださった業者さんが見つかり来てもらいました。
巣の撤去
業者さんが言うには、壁から出てくる虫は恐らくヒナが天井裏から壁の隙間に落っこちて、壁の隙間でヒナが死んでしまったんじゃないかと。
早速、巣の撤去作業をしてもらいました。ムクドリ一家はみんな外出中で巣は空っぽです。
天井に穴を空けて巣の撤去作業が始まりました。かなり大きな巣が作られていたようです。
問題のヒナの死骸は見つかりませんでした。もし壁の隙間に入ってしまっていたら壁を壊すしかありません。
でも業者さんは消毒をすれば大丈夫とおっしゃって下さったので、その言葉を信じてすべてお任せいたしました。
2時間位だったと思います。巣の撤去から消毒、通気口を塞ぐまでの一通りの作業が終わりました。
駆除にかかった費用
全て作業が終わり一件落着です。
数年前のことで記憶が曖昧ですが、
駆除にかかった費用は8万円ぐらいでした。
現在は駆除業者さんもたくさんありますし、もう少し安く上がるかもしれません。当時はあまり情報がなかったので、業者によって料金もマチマチだったかもしれません。
業者さんが帰られた後、ムクドリ一家が屋根付近をバタバタと羽ばたいていたのでうちに戻ろうとしていたのが分かりました。入る穴が無くなってしまって戸惑っていたのかもしれません。可哀そうだけど仕方ありません。
私はその夜、熱を出しました。あの壁から虫が出てくる…というのがあまりにもショックだったようです。
野鳥はダニや雑菌が凄いみたいです。巣の悪臭も。ですが幸いにもそのような被害はありませんでした。それが不幸中の幸いだったのかもしれません。
巣作りされない対策
巣作りされてしまう前に、巣作りされないように気を付けることが大切です。
- 雨戸の戸袋は蓋を閉める。蓋が無ければ何か他のもので蓋をする。
- 通気口の金網が壊れていないか日頃から確認する。
- 屋根の軒天(のきてん)等、破損がないか確認する。
我が家の場合は、通気口の金網が壊れていて(または壊されて)そこから入られました。
侵入口があれば、ムクドリだけではなくハクビシン等の野生動物も侵入してきます。
日頃から家の点検も必要ですね。
【雨戸の戸袋にムクドリの巣】があると鳴き声がうるさく、糞やダニの被害にも注意が必要です。